8/02/2011

beyond the nuclear age 知ることからはじめよう



先日の東日本大震災のチャリティイベントで、上の2冊の本を購入しました。
今回の震災前から原発の問題について考えていらした日本人女性の方(ブログ:種から森へ)が、一人でも多くの人に原発のことを知ってもらおうと3種類の冊子を日本から輸入し、イベントで販売されていたものです。

つい最近読み終わりました。

いままで漠然と原発は事故が起きたときに膨大な被害が起こることは認識していたけど、原子力発電自体の問題についてはあまり意識したことがありませんでした。

でもこれらの本を読み、原子力発電の過程でどれだけ放射性廃棄物が出て、行き場所がないばかりか、半永久的にこの廃棄物を管理しないといけないという事実を知りました。そして原子力発電には巨額な資金がかかるし危険、しかも非効率であることを理解しました。

原子力発電には未来がないし、このまま原子力発電を続けることは未来世代に負担を負わせるということを初めて認識しました。

ドイツでは脱原発化が決定され、着実に再生可能エネルギーの割合が増えていっています。日本と同じように国土の狭いドイツでできるのなら、日本でもできるはず。

やっぱり知るって大切なこと。この本を読んで良かったです。
まずは今の生活を見直すこと。
電力使用量を減らすことが原子力発電に頼らない生活につながる。
なるべく昔の人が生活していたように暮らすのがいいようです。
一度に全部は無理でも、小さなことから少しずつ。

本はこちらから購入可能です